先週末からお預かりしているお車ですが、ダッヂ・ラムベースのキャンピングカーです。
さすが北米サイズ、でかいですね!
元々は、このホームページを通じて依頼を頂きました。
中古でご購入されたとの事で、どうも真っ直ぐ走らないのでアライメントを調整して欲しいというのが最初の依頼でした。ご来店されて、状況を見させていただくと・・・、確かに真っ直ぐ走らないし、と言うか酷くハンドルを取られます。タイヤも磨耗していますし、タイロッドという重要パーツも変形しています。アライメントの数値(キャンバー&キャスター)も酷い・・・。
「う~ん」と頭を悩ませました・・・。
まずはタイヤ交換と変形したタイロッドを交換しましょうと言う事になり、タイヤはヨコハマのジオランダーA/T-S・245/75R16をホワイトレター表で交換させていただき、タイロッドは国内に無いパーツもあり、正規ルートだとアメリカでも欠品いている商品もありました。ですので、タイロッドは、弊社独自ルートでアメリカ国内の在庫を調べ、並行輸入させていただきました。
パーツさえ届けば、交換はそれほど難しくもありません。
後は、キャンバーとキャスターの数値をきちんと補正しなければ、イケマセン!
これが頭を一番悩ませました!!
ごっそりパーツを交換しなイカンかもと思い見積もりすると、軽くウン十万円オーバー・・・。
そこまでの予算は厳しいので色々と加工することに。アライメントの数値を追うより、実際の走行に支障が無い方向で修理をしました。
色々とパーツの展開図とニラメッコしながら調整すると・・・、あら不思議!真っ直ぐ走るようになりました。
まぁ、何をどうしたかは、ノウハウなので秘密です(笑)。
それにしても今回は、ご購入されたばかりのお車だったようですので、初めは購入された販売店さんに一度クレームを入れてみては?と提案したのです(正直、販売して納車できるクオリティではなかった)。ですが、このお車、個人売買だったようで、ノークレームなんですって・・・。ヤフオクなどで個人間の売買が簡単に出来る世の中ですが、こういうのに当たってしまうと怖いですね・・・。
だいすけ